ディアハンティング
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銃・猟装備についての一考
@銃について
グループ猟や,単独猟でもとにかく猟の成果が欲しい場合,
連射が出来る自動銃(セミオートマチック)を選択する。上下二連式散弾銃でも可。
グループ猟の場合には,たいてい自動銃か二連式。
サイト(照準)は,リブサイトよりも,アイアンサイト(照星と照門)がよい。
ホロサイト等の装置でもいい。スコープを付けるとしても低倍率で。
私は単独忍び猟メインなので,スコープ(3〜9倍)付きのボルトアクション散弾銃(スラッグ弾専用)。
A服装
(下 着)
出来れば臭いを止める素材を使用したハンティング用がよい。
そうでないなら吸汗速乾のもの。
( 服 )
必要な要素は,動きやすく音がしない,丈夫,防風防寒防水,軽い。
登山用でもいいが,ハンティング用の服がよい。アメリカからの通販(カベラス)等を利用。
迷彩については,着た方が成果が上がる『気がする。』(着用は自己責任で)
ただ,どんな迷彩を着ていても,鹿の近くで動けばたちどころに逃げられる。
迷彩柄も色々あるが,『リアルツリーAP』が良い。
オレンジの迷彩もある。鹿などは色盲なので,青色以外は区別が付かないそうだ。
ゴアテックスが使用してあれば,レインウェアが要らない。
フードは,あった方がいいと思うときもあるが,普段は邪魔になる。好みで。
体臭をブロックする素材であればなお良し(セントロック,セントブロッカー等)。
(ベスト)
蛍光ベスト。オレンジ。使わないと他のハンターから誤射の恐れ。
(帽 子)
オレンジが望ましい。忍び猟ではフェイスマスク(迷彩)も使う。
( 靴 )
とりあえずは登山靴でもいいが。出来ればハンティングブーツがよい。
ゴアテックス(もしくはそれに類する素材)であることは必須
アメリカ通販だと1万円ちょっとで十分なものが買える。
地下足袋は静かに歩けるが,底が薄いので足が痛くなる。
スパイク着き地下足袋を利用する者も多いが,スパイクがなければ登れないような急斜面
は危険きわまりない。趣味でやるならいっそ逆に登れない方がいい。足音も盛大に響く。
Bナイフ
まずは自分が欲しいナイフを買う。使っているうちに形,重さ,材質について自分の好みが出てくる。
その時に買い直せばよい。なんだかんだと何本もナイフを買って理想のナイフにたどり着く。
最終的にはナイフ作家に製作から注文したり,ナイフを自作したりすることになる。
下記は参考までに。
(種類・形・長さは?)
→獲物を解体する目的でのナイフを念頭に置くと下記のようになる。
ハンティングナイフとは,獲物を解体するためのナイフである。
刃の形はクリップポイントかドロップポイント。
山の中を長距離歩くならなるべく軽い物がいい。
グリップ素材も樹脂系が実用的ではあるが,趣味なので木でも革でも鹿の角(スタッグ)でもOK。
獲物の解体なら8〜10センチ前後の刃長で十分。
刃が長すぎ・大きすぎると細かな作業が難しい。大小2本体勢でもいいが重さに注意。
木の鞘は動くとカタカタ音がするので忍び猟では避ける。革か樹脂(カイデックス)がよい。
和式ナイフ(鍛造)は驚異的な切れ味だが,削り出しのステンレスナイフで十分。
ただ,ステンレスの鋼材にも様々ある。最低420HCか。
(シースナイフか折りたたみか)
→好みで。
使うときはシースナイフ(刃を鞘に収めるナイフ)が安心感があるしメインテナンスも簡単。
しかし,携行するときの事故を考えれば折りたたみがよい。
(値段は?)
→実用性でいえば高くとも量販店の販売価格で1万円くらいのバック社やガーバー社などになるか。
通販安売り(シェフィールド等)だと3〜5千円で買える。
定番はBUCKの「オムニハンター」か,ガーバーの「ゲイター」。他にも使いやすいものは多数ある。
私はBUCKの「110」やカーショウ社の「ディスキンハンター」を今は持って行く。
獲物の解体などで,たくさんナイフを使うようになってから好みで高いものを選べばいい。
ナイフでとどめを刺そうとするなら,剣鉈の25p位の物を持って行くことになるが,
長くて重い上に鞘が主に木なのでカタカタと音がする。安心感はあるが隠密行動には不適。
Cその他装備品
サバイバルセット
(エマージェンシーブランケット,テーピング,ライター,鎮痛剤,ホイッスル,パラシュートコード等)
食料,水,トイレットペーパー
GPS
コンパス
フラッシュライト,ヘッドライト
手袋
ロープ
地図
予備電池
使い捨てカイロ
D弾薬
長期間の発砲で難聴になる可能性もあるため,なるべく撃つ回数を減らす。
単独忍び猟では,一日でそう何回も撃つ機会は来ないから,5発程度で十分だが,
猪の群れに遭遇した経験から,現在は多少多めに所持することにしている。
E猟場探し
航空写真,国土交通省地形図で地形を調べて獲物のいそうな場所の目星を付け,
林道などの現場を車で流す。鹿が上り下りした跡も道からよく見える。
林道などを走っていて,稜線などに登りやすそうな場所を見つけたら,登って確かめる。
ただし,林道の中には流し猟の車が頻繁に走るところもある。車の出入りが多い道を歩くのは避ける。
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